Monthly Archives: May 2011

アチェの復興にみる民族舞踊 ~津波から6年~

2004年末の大津波に見舞われたアチェ。あれから6年余り。政府が特別設置したアチェ復興庁の先導で、惨事の爪痕は残っているものの、人々の暮らしは平穏に営まれている。独立派との和平成立後の経過が比較的平穏なのも、大きな幸いだ。 自分が暮らすジョグジャの地元NPO(ちょっとお付き合い)も、日本の資金援助を受け現地の衛生・生活水確保の設備活動を続け、一定の役割を果たしてきた。 アチェの代表的な民族舞踊といえば、サマンSamanが知られている。「千の手の踊り」ともいわれ、そのユニークかつ芸術性の高い踊りは国内外の人々を魅了。映像を一視すれば、きっとお分かりいただけるだろう。 古い新聞記事だが、日本とインドネシアで活動する関将(せき・しょう)さんというギタリストが「サマンはアイヌ文化と似ている」とコメント。なにムム…と好奇心をくすぐられ、サマンをつらつらと再考してみた。 .これ→は自分が08年、ジャカルタの舞台付きレストランで撮影したもの。踊り手はアチェの人々ではないが、インドネシアの由緒ある伝統舞踊団が披露してくれた。 近くで観ると、奇声を発し動きを加速していくその迫力たるや。パンクなんぞカワイイもの(ちょっと聴いた時期が^^)。ピタコラ体操か、モザイクの様なパターンで埋め尽くされたエッシャーの絵を連想した。 脱線した… サマンは、アチェ(スマトラ島北端部)の山間地に暮らすガヨ族を中心に受け継がれている。基本的には列をなし正座したまま。しかしリズムは躍動的で、踊り手のシンクロかつ計算されたユニークな動きの組み合わせが特徴だ。 掛け声を合わせ、間髪いれぬパフォーマンス。次の踊りは次第に加速。最後は膝を立て、ハイパースピードで複雑な舞いを見せる。(上記の関さん、相当サマンにハマっているようで、詳しく書かれている[1]) これまでの知識不足を痛感し、自己反省と勉強になったのだが、サマンは元々はガヨ族の男性だけが踊るもので、闘争前の集団トランス状態になるための儀礼的要素が色濃かったようだ[2]。サマンはアチェの伝統舞踊として知られているが、「ガヨ族の踊り」と別称するのが適当かもしれない。 .後に、女性の舞踊が混同され、アチェ族やバタック族など他部族に吸収・伝播されアチェに広まり、演出重視で洗練されていったらしい。やがて国内外に知られ、人々の心を惹きつけ、地元以外のインドネシア人や外国人(日本人も)にも体得を望む人が増えた。 知名度向上とともに演出に工夫が凝らされ、衣装もムラユ族風に煌びやかに。震災から一定の復興を果たし、地元の人々による伝承が蘇っている。近年は海外公演も多く行われ、サマンはオリジナリティを離れているが、舞台芸術として益々発展しているようだ。一方、自らの文化を知ってもらおうと、ガヨ族の男性による公演も活発に行われている。 インドネシア文化観光省は、「今年11月にも、ユネスコにより無形文化遺産に指定されるだろう」と。もし実現すれば、世界に一層注目されるに違いない。[3] .サマン以外にも、アチェには素晴らしい歌謡がある。震災後のチャリティー番組で、アチェの男女2人組がアコースティックギターを手に歌っていた、地元のフォークfolk(民謡)が深く耳に。まるで大地を劈(つんざ)くような歌声で、民の逞しさというか底力がぐいぐいと。生憎、歌手/曲名を覚えそびれ、どなたが心当たりがあったら、教えてくださいませ。 アチェの文化蘇生を考えると、被災後も大変な避難生活と原発事故に苛んでいる東日本の方々を思わずにはいられない。「故郷の声」が東北の地に再び響き渡ることを。スマトラ沖地震後、被災地で医療活動に携わったインドネシア人女性が、日本での看護師国家試験に合格した際、「できれば(東日本の被災地に)行かせてほしい」と言った。その言葉だけでも、まったく頭が下がる思いだ。なにか、自分の身の丈でできることを… はじめの関心事、サマンとアイヌ文化との類似云々はどっかにいってしまったが、また折をみて探るとして。 と今回も、徒然のままで__。 . [1] 関将氏ブログ:Tari Saman(サマン・ダンスとは??) . [2]TARI SAMAN ※ネット散策のみだったが(怠慢ですみません)、最もよく解説されていたのがFacebookページだった^^ . [3]予想通り2011年12月、ユネスコにより世界の無形文化遺産リストに登録された。

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Come to the World

「オートプレイ」って、こんな感じのこと? . . . [1] . . . . . . . . . . . . “Share”をクリック→Customize Player選択 . . . [2] . . . . . . . . . . . “Play automatically”を選択して、後はハメ込み。色も選べる . . Come to … Continue reading

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ジャワを快走~現役、日本の中古電車

4月に首都ジャカルタへ行った際、森林研究に励んでいる友人に会うため、南郊ボゴール[1]まで足を伸ばした。 かねてから、ジャカルタ~ボゴール路線にて、日本から輸入された中古電車が走っているとの情報を耳にし、 「○○行」「ドアに注意」などなど、日本語表示がそのまま残っているとのことで興味津々、 いつか乗りたい-との夢をようやく果たし、快速電車に駆け込んだ。 たしかに車内は日本の電車の雰囲気(ヤギや物売りがいない^^)。大半は、東京都内で使用されていた車両だそうだ。南国にいながら都内を走っているような、不思議な感じに。 (これ→は何線車両だ?) ただ話に聞いていた、日本語表示は残っておらず、いささか残念でガックリ。 それでも学生の時の懐かしい通学気分を、周りがインドネシア人の中で思い起こすという、奇妙な感覚を楽しめたのでした。 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . … Continue reading

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